本日,旭川弁護士会で,多重債務、労働,離婚,DV,相続,学校の問題,生活困窮などを対象とした無料電話相談を行いました。私も担当者の一人として相談を行いました。これは日本弁護士連合会の『自殺対策強化月間における全国一斉「暮らしとこころの総合相談」』を企画を受けて行われたものです。旭川弁護士会のホームページでの広報(http://kyokuben.or.jp/news.html)だけではなく,新聞で取り上げて頂いたこともあり多くの方の相談があったとのことです。
この相談は一人でも多く自殺で亡くなる方を少なくすることを目的として行ったものです。NPOライフリンク(http://www.lifelink.or.jp/hp/top.html)がつくった自殺対策白書(ホームページ上で公開されています)によると,人が自殺に追い込まれるには借金や家庭内の問題,労働問題,健康問題など数多くの「危機要因」が重なり,連鎖しながら自殺へ結びつく経路を作っていくとのことですが,まさにその通りだと思います。逆に言えばそれぞれの「危機要因」をなくしていくことで自殺への経路をなくしていくことができます。弁護士が全ての問題を解消することはできませんが,行政や他の専門家と協同することにより問題解決の幅を広げていくことはできると思います。
私もこれまで,借金を残されて自殺された方の遺族の相談を受けたことはありますが,借金の問題を生前に解決できていればあるいは自殺という結果に結びつかなかったかも知れないと思い,無念でなりません。今回のような一度の相談に限らず,問題解決手段へのアクセスがより広がらなければならないと思います。
本日,旭川弁護士会で,多重債務、労働,離婚,DV,相続,学校の問題,生活困窮などを対象とした無料電話相談を行いました。私も担当者の一人として相談を行いました。これは日本弁護士連合会の『自殺対策強化月間における全国一斉「暮らしとこころの総合相談」』を企画を受けて行われたものです。旭川弁護士会のホームページでの広報(http://kyokuben.or.jp/news.html)だけではなく,新聞で取り上げて頂いたこともあり多くの方の相談があったとのことです。
この相談は一人でも多く自殺で亡くなる方を少なくすることを目的として行ったものです。NPOライフリンク(http://www.lifelink.or.jp/hp/top.html)がつくった自殺対策白書(ホームページ上で公開されています)によると,人が自殺に追い込まれるには借金や家庭内の問題,労働問題,健康問題など数多くの「危機要因」が重なり,連鎖しながら自殺へ結びつく経路を作っていくとのことですが,まさにその通りだと思います。逆に言えばそれぞれの「危機要因」をなくしていくことで自殺への経路をなくしていくことができます。弁護士が全ての問題を解消することはできませんが,行政や他の専門家と協同することにより問題解決の幅を広げていくことはできると思います。
私もこれまで,借金を残されて自殺された方の遺族の相談を受けたことはありますが,借金の問題を生前に解決できていればあるいは自殺という結果に結びつかなかったかも知れないと思い,無念でなりません。今回のような一度の相談に限らず,問題解決手段へのアクセスがより広がらなければならないと思います。